酸性染料(さんせいせんりょう)

酸性染料は、染料分子にカルボキシル基、スルホン酸基などの酸性基を有する染料で、この酸性基が動物性繊維のタンパク質中の塩基性基と結合することで染着します。

酸性染料は、従来から羊毛や絹の染色に用いられてきましたが、近年は毛髪の半永久染毛料(ヘアマニキュア)にも多く使われるようになっています。

酸性染料は、酸化染料より毛髪への染着度が低く、地肌に染まりやすい欠点はありますが、アレルギー性反応は示しません。

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